測定項目で分かることを知りたい。
そんな疑問や悩みを解消しましょう。
この記事で分かる事
- スカイトラックの測定項目(12項目)
- 各測定項目の解説
スカイトラックの測定項目(12項目)の内容
私は、自宅でスカイトラックPC版 を使用しています。
スカイトラックPC版の測定項目にある12項目について内容を紹介していきます。
※現在2023年モデルが出ており、私の使用しているものは1つ前のモデルのものになります。2023年モデルにない項目はコメントを記載しておきます。
スカイトラックの測定項目
- キャリー
- 総距離
- 中心左右ブレ
- 最高到達点
- ボールスピード
- ヘッドスピード
- バックスピン
- サイドスピン
- 打出角度
- 打出方向
- 停止方角
- 降下角度
1.キャリー
キャリーとは、ゴルフボールを打った地点からボールが地面に着地した地点までの空中を飛んでいる距離のことです。
自分の各クラブのキャリーを把握しておくことは、コース戦略の上でとても重要です。
ゴルフ場では池やバンカーなどがあり、それを越えるためにはどのクラブで打つ必要があるか把握している必要があります。
総距離しか把握していないと、超えられると思って打ってもキャリーが足りなく、池やバンカーに入ってしまうなんてことも発生します。
2.総距離
総距離は、キャリーとランを足した距離のことで、自分がどれだけボールを飛ばせるのかを知ることができます。
ランはボールが1度地面に着地してから転がった距離のことで、総距離−キャリーをすればランがどれほど出ているかも確認できます。
ランもある程度把握しておくことでよりピンを狙っていけます。ボールの落とし所を決めたり、ピン奥の時にあえてランを出して打ったり戦略も増えます。
また飛距離の3要素は下記になります。
- ボールスピード
- 打出角度
- バックスピン量
3.中心左右ブレ
左右中心ブレとは、最終的にボールの止まった位置が中心(目標)からどれだけ左右にズレて飛んだかという数値です。
0に近いほど真ん中に打てており、+側だと右側に、−側だと左側に飛んだということになります。
方向性を示す数値で自分のブレ幅を把握できることが出来ます。
(2023年モデルにはなし)
4.最高到達点
最高到達点とは、弾道の最大高さのことです。
自分の弾道が適正値より高すぎるのか、低すぎるのかを見ることが出来ます。
正しくロフト通りに打てていれば、適正な高さになります。
ロフト通りに打てていても、ボールが高すぎたり低すぎる場合は、クラブのスペックがヘッドスピードと合っていない場合がありますので、その判断材料にもなります。
ヘッドスピードが速い人は弾道も高くなるので、自分のボール高さが適正なのか気になる方は、ネットで調べると「ヘッドスピードと適正な最高到達点」の表が出てくるので、一度見てみるのもいいかもしれません。
また、ショットの最高到達点は全番手揃っていることが理想らしく、高さを揃えることで番手毎の飛距離差が正しく出てくるそうです。(私も調べるまで知りませんでした。笑)
プロゴルファーは高さがだいたい揃っているそうです。
- ドライバー(42m/s)= 27ヤード
- 6番アイアン(35.7m/s)= 26ヤード
ボールの高さを揃えるように意識して練習するのも良さそうだと思いました。
私は短い番手の方が高く上がっているとなんとなく思い込んでいましたが、見ている角度での錯覚だったのだなと納得しました。
5.ボールスピード
ボールスピードとは、ボールが打ち出された時のボールのスピードのことで、ボール初速と言われることもあります。
ボールスピードは飛距離の3要素の1つで、ボールスピードが速いと飛距離も伸びると言われています。
ボールスピードを決める要因は下記3つだそうです。
- ヘッドスピード
- 芯で打てているか
- ヘッド重量
ボールスピードは、、、
- ヘッドスピード⇒速い方が速い。
- 芯で打てているか⇒芯で打てている方が速い。
- ヘッド重量⇒重い方が速い(※重すぎるとヘッドスピードが落ちてしまい逆効果となる)
ボールスピードを上げるにはヘッドスピードも重要ですが、芯で打つことがとても重要です。
ヘッドスピードが速いが芯で打てていない場合と、ヘッドスピードが遅いが芯で打てている場合では、飛距離は変わらないこともあります。
芯で打てている方がより効率良く打てているということになります。
ボールスピードの理想はヘッドスピードの1.5倍です。
6.ヘッドスピード
ヘッドスピードとは、ボールを打つ瞬間のクラブのヘッド部分のスピードのことです。
ヘッドスピードはボールスピードに影響があるため、飛距離に関わってくる項目になります。
同じ当たりであれば、ヘッドスピードと飛距離には比例関係があるので、ドライバーの飛距離だと下記の計算式である程度計算ができます。
「ドライバー飛距離=ヘッドスピード(m/s)× 5.5」
また、芯にしっかり当たっているかのミート率を下記の式で計算ができます。
ミート率は1.56が上限とされており高いほど良いです。
「ミート率 = ボールスピード ÷ ヘッドスピード」
7.バックスピン
バックスピンとは、ボールが飛んでいく際に目標方向と逆向きにかかる回転のことです。
通常通りに打っていればバックスピンは自然に発生します。
ヘッドスピードが速いとバックスピン量は多くなります。
バックスピン量が多くなるほどボールに揚力が発生し空中で上に飛ぼうとします。
多すぎると吹き上がり、少なすぎると地面に早く落下してしまします。
またバックスピン量が多いとランが出にくく、少ないとランが出やすくなります。
- ドライバー:2200〜2600rpm
- アイアン:番手×1000rpm(アマチュアは−20%くらいが目安)
8.サイドスピン
サイドスピンとは、ボールにかかった横方向の回転のことで、左右にボールが曲がる要素になります。
+側が右回転のスピンで−側が左回転のスピンになり、サイドスピンが0に近い(少ない)と真っ直ぐに飛んでいきます。
- ストレート 500rpm未満
- フェード・ドロー 1000rpm程度
- スライス・フック 1500rpm以上
9.打出角度
打出角度とは、ボールを打った際に水平線に対してボールが飛び出す角度のことです。
打出角度は飛距離とボールの高さを決める重要な要素で、飛距離の3要素の1つになります。
打出角度が高すぎたり、低すぎると飛距離をロスしてしまいます。
ドライバーの打出角度の目安は13〜18°と言われています。
適正な打出角度はヘッドスピードと各番手によって変わってくるため、こちらも気になる方は調べてみると面白いと思います。
10.打出方向
打出方向とは、ターゲット方向に対してボールが飛び出した方向の角度のことです。
0に近いほどターゲットに対して真っ直ぐに飛んでいて、+側であれば右側、−側であれば左側に飛び出していることになります。
打出方向はインパクトの瞬間でのクラブヘッドのフェース面の向きに大きく関係しています。
11.停止方角
停止方角は調べてみたのですが分かりませんでした。
また分かり次第、追記します。
(2023年モデルにはなし)
12.降下角度
降下角度とは、ボールが地面に落ちてくる角度のことです。
70°で落下した場合ほぼ真上からなのでボールは止まりやすくランが少なく、20°で落下した場合ほぼ横からなのでボールが止まりづらくランが多くなります。
グリーンにボールを止めようとすると降下角度は重要となってきます。
飛距離が出ても降下角度が少なくてはグリーン上にボールを止めることが難しくなります。
理想の降下角度は45°付近と言われています。
(2023年モデルにはなし)
2023年モデルについて
スカイトラックは2023年モデルが出ており、仕様がバージョンアップされています。
上記の測定項目のうち3項目がなくなっていました。
- 左右ブレ
- 停止方角
- 降下角度
また新たに1つ項目が追加されていました。
- 残り距離
スカイトラック測定項目まとめ
スカイトラックはお手頃価格の割に12もの測定項目を見ることができます。(新モデルは10項目)
飛びの3要素や自分の弾道の癖や特色、また改善が必要な点を把握できスコアアップに結びつけることができると思います。
スコアアップを目指している方にはオススメの商品です。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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