スカイトラックを使った練習って上達するの?
そんな疑問や悩みを解消しましょう。
この記事で分かる事
- スカイトラックの種類と機能
- スカイトラックを使用した口コミ
- スカイトラック導入でのスコアの変化
- スカイトラックを買ってどう感じたか
私はスカイトラックのPC版を購入してから1年以上が経ちました。そこで1年以上使用した私がスカイトラックについての簡単な説明とスカイトラックを買ってみた感想を紹介します。
スカイトラックの種類
スカイトラックにはモバイル版とPC版があります。
モバイル版は持ち運びに便利で練習場でも使用でき、PC版は練習場モード以外に、ラウンドやその他多数のモードが搭載されています。
私はせっかくなので、ラウンド機能が搭載されているスカイトラックPC版 を自宅に設置しました。
自宅設置については【スカイトラックの自宅設置で失敗しない!】考えるべき5つのことの記事をご覧ください。
スカイトラックの機能
スカイトラックPC版では6つのモードがありますので、順に説明していきます。
1.ストローク
コースラウンドが出来るゲームモードです。
ティーショットからパターまでを行え、リアル版みんなのGOLFみたいな感じで、仮想ラウンドが出来ます。
最大8人までプレー可能で、ティの位置も、バック、レギュラー、レディースと個別で設定が出来ます。
2.練習場
データを見ながら練習
自分の弾道の軌跡や、細かな数値を見ながら練習ができます。
数値で確認できる項目は12項目あり、それぞれの指標を持って練習を取り組めたり、数球打った球のばらつき等も確認できます。
測定可能な12項目
- キャリー(Yard)
- 総距離(Yard)
- 中心左右ブレ(Yard)
- 最高到達点(Yard)
- ボールスピード(m/s)
- ヘッドスピード(m/s)
- バックスピン(rpm)
- サイドスピン(rpm)
- 打出角度(deg)
- 打出方向(deg)
- 停止方角(deg)
- 降下角度(deg)
開放感のある練習場
縦350ヤード左右100ヤードと広く見開けた開放感のある風景の中、練習ができます。
ターゲットも設定可能
ターゲット(ピン)を10ヤードから10ヤード毎に設定できます。ピンの周りのターゲット領域の大きさも変更可能です。
3.ニアピン練習
ショートホールのティーショットを練習できるモードです。ストロークモード(コースラウンド)にあるホールを選択します。
ハザード等もあるので本番をイメージしたショットの練習ができます。
4.アプローチ練習
グリーンに向かってアプローチの練習ができるモードです。ストロークモード(コースラウンド)にあるコースとホールを選択することができます。
好きな距離を選択
選択したホールの好きな位置を選択できるので、いろんなシチュエーションで練習ができます。
グリーン周りから最大120ヤードくらいまで距離の選択が可能です。
グリーンも練習可能!
位置選択の際にグリーン上を選択することでパターの練習もできます。
こちらも各コース、ホールで出来るので、いろんなグリーンを楽しめます。
5.島モード
浮島のグリーンに向かってニアピン練習ができます。
島モードはニアピン練習のモードとは異なり、100〜200ヤード間で10ヤード刻みで好きな距離を選択することが出来ます。
6.ターゲット
ターゲットを狙うゲーム要素が強いモードです。
ターゲットが立体になっていて、当てた位置によって得点を競うことが出来ます。
スカイトラックを使ってみた口コミ
スカイトラックを実際に使って思ったことを紹介していきます。
良かったこと
まずは良かったことを5つ紹介します。
1.コースを楽しめる
ストロークモードはゲーム性があり単純に面白く、楽しめます。
また楽しむためだけではなく、本番ラウンドを想定した仮想練習にもってこいです。イメージだけでなくしっかり画像として表示されているので本番のラウンドに近い感覚で打つことが出来ます。
また、距離やハザードエリアを考慮したショットやマネジメントの練習にもなります。
2.グリーンに向かって練習できる
アプローチやショットがグリーンに向かって打つことが出来るので、より楽しく練習が出来ます。
いろんな場所や状況のイメージが練習場に比べて簡単にできます。
3.弾道や数値を確認できる
どのような軌道で飛んだのか、キャリーや飛距離を数値で見て、自身の飛距離を番手毎に把握できる等いろいろと参考になります。
その他にも数値で細かくデータ分析が出来ます。例えば飛距離であれば、バックスピン量やヘッドスピード、ボールスピードといった感じです。
項目毎の説明ついては【スカイトラックの測定項目】全12項目の内容をわかりやすく解説の記事をご覧ください。
また弾道が表示される為、室内練習であっても曲げたり、球の高さなどの打ち分けの練習が出来るのも良いです。
4.室内で快適に練習ができる
私は自宅にスカイトラックを入れたため、室内で練習ができています。
そのお陰で夏も冬も快適に練習が出来ます。家から出なくても練習ができるのも良いです。
室内で球を打てるようにするだけでは練習場には敵いませんが、スカイトラックを入れることで練習場さながら、むしろ練習場以上の環境を作ることが出来ます。
5.練習量が増える
移動の手間、楽しさ、練習環境、お金の面で下記のようなことから練習がしやすくなり、練習できる量が増えました。
- 家で手軽に練習が出来きるので、空いた時間にもパッと練習が出来る
- 各モードを使用したり、数値データを見て楽しく練習が出来る
- 快適な部屋の中で練習ができるので、長い時間練習が出来る
- 打球数を気にしないで色々なことを試せる
イマイチなところ
反対にイマイチだなと感じた部分を3つ紹介します。
1.稀にパターの反応が悪い
コースモードで短いパターを打つときに稀に感度が悪くなる時があります。1度起きると再接続しないと元に戻らないです。
短いパター以外では起きることはなく、もともとスカイトラックはパターも出来るようにはなっていますが、パター測定を想定して開発されていないため、しょうがない部分ではあります。
詳しくは【スカイトラックが反応しない】そんな時に確認することの記事をご覧ください。
2.接続に手間取る時がある
立ち上げ時にスカイトラックとPCの通信が上手く取れないことが稀にあります。通信を接続し直したり、ソフトを立ち上げ直すことで通信が取れるようになります。
3.本体との距離が近い
打つボールとスカイトラック本体との距離が約20㎝と近いです。
よっぽど当たることはないですが、近くに計測器があるのは慣れるまで少し気になります。
スカイトラック使用前後でのスコアの変化
私はスカイトラックのシュミレーションゴルフを家に入れてからは、全く通常の練習場へ行かなくなりました。
練習場に行かなくてもスカイトラックのシュミレーションゴルフのみで練習になるのかを1年のデータを元に紹介していきます。
スコアの推移
まだまだ発展途上で、年々成長していると信じているので前後比較は難しいと思っていますが、単純にスコアの推移です。
購入前1年(2021.6〜2022.6)
ラウンド回数:26
平均スコア:90.8
ベストスコア:83
購入後1年(2022.6〜2023.6)
ラウンド回数:29
平均スコア:88.8
ベストスコア:82
スコアは良くなっている
スコアの数字だけで見ると良くなっています。
スカイトラックのお陰かは分かりませんが、上記1年間で切り取ったデータを見ると、平均スコアもベストスコアも購入後1年の方が良い結果です。
少なくとも室内で行うシュミレーションゴルフだけでも練習の効果はあり、室内練習のみだからとスコアが落ちることはありませんでした。
スカイトラックを買ってみて感じたこと
実際にスカイトラックを購入して長期で使用してみて、スカイトラックを使用した効果や購入して良かったか、個人的に感じたことを紹介します。
スコアへの影響
先ほどのスコアの推移から、シュミレーション練習のみでも練習場同等の効果はあると思います。
スカイトラックの有無での差は明確には言えませんが、個人的には数値等を見れたりと楽しく練習できる点からもスカイトラックは良い影響を与えてくれていると思っています。
飛距離up
私はラウンドする際、大体いつも決まったメンバーと決まったコースをラウンドしています。
最近そのゴルフ仲間にドライバーが飛ぶようになったとよく言われるようになりました。自身でも最近はセカンドを打つ位置が少し変わってきたと感じることが出てきました。
ゴルフ仲間からはシュミレーションゴルフの影響だと言われますが、youtubuを見たり、筋トレをしたりしているので、どれのお陰かは分かりません(笑)
総合的な感想
スカイトラックを使うことで、数値が見れたり、多数のモードでゲーム感覚で遊ぶように楽しく練習ができています。また室内で快適に練習が出来ることもとても満足度が高く、買って良かったと感じています。
またシュミレーションゴルフの計測器は高額なものが多い中、比較的に安く購入できるのもスカイトラックの良い点でした。性能には差があると思いますが私は十分満足しています。
練習場で使う人は必要か?
スカイトラックのモバイル版を練習場で使用するのも良いと思います。
練習場であれば実際の球筋も見れて、細かい数値はスカイトラックのデータで確認することが出来ます。
また、ゴルフ仲間と一緒に計測器を使用して練習できるのも良い点です。
最近の練習場には計測器がある
最近では練習場に計測器が入っている練習場もあります。やはり画面上で細かい数字を見て練習できるのは楽しく、色々なデータが数値化されるので為になります。
ゴルフ練習場が導入しているくらいなので、練習場で使用するメリットも十分にあると思います。
近くの行きつけの練習場に計測器があれば良いですが、計測器が無い方は購入してみるのも良いかと思います。
まとめ
私はスカイトラックを購入してとても良かったと感じています。楽しさや快適さが向上し、数値をいろいろと見ながら練習出来るのも満足度が高いです。
スカイトラックのお陰かは分かりませんが、購入前後で比較するとスコアも飛距離も良くなっている傾向にあります。ただ練習量が増えたことも上達の要因としてあると思うので、スカイトラックのお陰と言えると思います。
通信などやり直すことはありますが、スカイトラックの値段から考えて十分満足しています。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
記事中に紹介したアイテム
スカイトラックPC
スカイトラック自宅導入の費用
スカイトラックを自宅に入れる費用について、こちらの【費用公開】スカイトラックを自宅にいれた費用まとめの記事で紹介していますので、良ければ参考にしてください。
本ページで紹介した記事
- 自宅設置で考えておきたいこと
【スカイトラックの自宅設置で失敗しない!】考えるべき5つのこと - 全12測定項目の説明について
【スカイトラックの測定項目】全12項目の内容をわかりやすく解説 - スカイトラックが反応しなくなった時の対応
【スカイトラックが反応しない】そんな時に確認すること
こちらも良ければ参考にしてください。