スカイトラックは反応してそうだけど、画面が動かない…
反応しない時に何を確認すればいい?
そんな疑問や悩みを解消しましょう。
この記事で分かる事
- スカイトラックが反応しない要因と対処法
スカイトラックが反応しない要因と対処法
スカイトラックを使用していると、球を打った際にレーザーポインターが消えず何も反応しないときや、レーザーポインターが消えてスカイトラックのランプの色が変わるのに、画面に表示されないなんてことがあります。
そもそも全く動作しないという現象ではなく、反応しない時があったり、通信が取れているのに動かないという場合の主な要因として、下記3点を順番に紹介していきます。
- 測定可能範囲を超えている
- カメラセンサーが動作しない
- ボールを認識できていない
1.測定可能範囲を超えている
スカイトラックには測定可能な範囲があり、打ったボールがその範囲を超えている場合は測定ができません。
測定可能な打出角度の範囲は、上は55度まで、左右は20度までです。
対処法
測定可能な打出角度の範囲内(上下0~55度、左右0~20度)でスイングする必要があります。
コースモードで左右20度以上の方向に打ちたい場合は、アングルを変更することができます。
上は55度以上は測定できないので、ロブショット等高い球は反応してくれないことがあります。55度付近の高いボールを打つ場合は、レーザーポインターより少し後ろにボールを置いて打つと反応しやすくなります。
2.カメラセンサーが動作しない
ボール初速が遅いとカメラセンサーが動作せず、反応しないことがあるそうです。
パターも打てる仕様になっていますが、パターの測定を想定して開発されていないらしく、強めにショットしないと反応しない時が多くあるそうです。
実際に使用していてコースモードで打っていると、基本はある程度は問題なく反応してくれるのですが、稀に15Y以下のアプローチショットや、1・2ヤードの短いパターで反応しなくなることがあります。
対処法
一度反応しなくなると反応しにくい状態が続きます。PCとスカイトラックを再起動すると反応するようになります。
3.ボールを認識できていない
スカイトラックのカメラがボールを認識できていない場合があります。その中でも置き方によるものを3つ紹介します。
①ボールの置く位置が正しくない。
ある程度レーザーポインター付近にボールがあれば反応はしますが、反応しない場合や正しく測定できないことがあるので、正しい位置にボールを置く必要があります。
対処法
レーザーポインターの真上にボールを置く。
ドライバーの場合は、レーザーポインターをティの根本に合わせます。
②スカイトラックのTiltとRollの数値が±1以内になっていない
スカイトラック本体の傾きが原因です。傾きが少なくなると値が0に近づいていきます。傾いていると正しくカメラがボールを捉えることができなくなります。
Tiltが前後、Rollが左右の傾きです。
対処法
スカイトラックのTiltとRoll(傾き)の数値を±1以内になるように本体を置く。
範囲に入らない場合は、スカイトラック本体の底面にネジ穴があるので、ネジをつけることで調整もできます。また公式で専用キッドも販売しています。
③スカイトラック本体とレーザーポインターの位置に段差がある
スカイトラック本体の底面とレーザーポインターが照射される位置の高さが合っていないと、正しく測定ができません。
対処法
レーザーポインターと同じ平面になるように、スカイトラック本体を置きます。マット外にスカイトラック本体を置く場合は、高さを調整する台が必要になります。
公式でも設置キットという商品があります。
その他の要因
その他にも全てではないですが、下記のような要因もあります。
本体がフリーズしている
→本体の電源を1度切り再度電源をいれる。
充電ケーブルを差しながら測定している(電源ノイズが影響)
→電源ケーブルを外した状態で使用する。
プロテクターが変形しておりカメラを阻害をしている
→プロテクターを外した状態で打ってみる。
スカイトラック前面のアクリル部分に汚れ・埃・傷がある
→柔らかい布等で軽く拭き取りる。傷の大きさにより交換が必要。
右打ち左打ちが正しく設定されていない
→スイング方向に合った設定に変更する。
上記以外の場合は、スカイトラック公式ページの故障・修理についてのページも参考にしてみてください。
まとめ
正しくスカイトック本体やボールを置くことができていないと反応しないことがあります。正しく使用していて反応しなくなる場合は、打ち出し角度が範囲外に行ってしまっているか、インパクトが弱いショットを打ったことが原因かと思います。
スカイトラックはパター測定を想定して開発されていませんが、ある程度は測定できます。
インパクトが弱いショットで反応しなくなった時は、再起動をすれば反応するようになる場合があるため、1度試してみてください。
記事中に紹介したアイテム
設置キット