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ICL

ICLを実際に受けて感じたメリット・デメリット

 

ICLを実際に受けた人が感じたメリットとデメリットを聞きたい

ICLをしてみてどうだった?

 

そんな疑問や悩みを解消しましょう。

 

この記事で分かる事

  • ICLを受けて感じたメリット
  • ICLを受けて感じたデメリット

 

2020年の12月にICL手術を受けた私が、ICL手術を受ける前後の生活で感じたメリットとデメリットを紹介します!(技術的な部分は詳しくないので記載していません)

ICL手術を検討している方やメリットやデメリットを少しでも知りたいという方の参考になれば嬉しいです。

 

ICLを実際に受けて感じたメリット・デメリット

では、メリットとデメリットを順に説明していきます。

メリット、デメリットありますが、個人的にはICLを受けて本当に良かったと感じています。

 

ICLを受けて感じたメリット

ICLを受けた事で得られたメリットは、煩わしさや不便さが減り、生活の質が向上することが大きいと感じています。

ではメリットを7つ紹介していきます。

 

⑴眼鏡の煩わしさから解放される

眼鏡で過ごしていると些細なことでレンズが曇ったり、汚れたりします。

また、レンズ外の視力が矯正されていない景色が見えたりするのも嫌いでした。

そういった煩わしさから解放されます。

 

⑵コンタクトのごろつきがなくなる

私の場合、眼鏡が苦手だったので、普段からコンタクトレンズを15時間前後つけていました。

長時間つけているため、夜になるとごろつきが気になることがあり、そのせいでよく目薬もさしていました。

コンタクトをやめることで、この不快感を味わうこともなくなります。

 

余談)コンタクトレンズの装用について

コンタクトは目に直接つけることもあり、目にダメージがあるそうです。

正しい使用方法を守らないのはもちろんですが、長時間使用するなどでも細胞が死滅してしまうそうです。目の細胞は元に戻らないそうなので、気をつけた方が良いと思いました。

 

⑶朝起きて目が見える

これが1番実感がありました。

朝に目を開けた瞬間から視界が良好なのはすごく気持ちが良いです。

眼鏡を探すこともなくなり、快適になります。また、災害時などの不安も軽減されます。

 

⑷毎日のコンタクト時間がなくなる

毎日のコンタクトレンズの付け外し、コンタクトレンズやケースを洗浄する時間がなくなります。

面倒な習慣がなくなり、自分の時間が増えます。

時間にすると、取り付けと取り外しで各2分として考えると、1日4分。1年で24.3時間。
(4分/日 × 365日/年 = 1460分 = 24.3時間)

1年で約1日コンタクトに時間を取られている計算になります(笑)

 

⑸所有物が減る

個人的にはこれもとても嬉しいメリットです。

物が多いことが嫌いで、よく物を減らせないか考えています。部屋がキレイだと気持ちも良くなります。

旅行の時にも物が減るので楽になりますし、旅行先で忘れたことに気づき余計な出費を払うこともなくなります。

旅行先などで眼鏡を忘れると絶望ですよね。

 

なくすことができたものは、以下になります。

  • 予備のコンタクト
  • コンタクトケース
  • コンタクト洗浄液
  • 眼鏡(眼鏡ケース)
  • 目薬

 

⑹将来的には、コンタクトレンズや眼鏡の着用も可能

将来的に老眼など視力が変わっても安心です。

もし視力が変わった場合には、ICLに加えてコンタクトレンズや眼鏡を使用することが可能で調整を行うことができます。

先のことを考えると調整できることは嬉しい点です。

また、レンズの差し替えも可能ではあります。

 

⑺近視が強くても可能

近視がある程度強い人には、ICLが良いです。

当初、私はレーシックも検討していたのですが、近視が強いため角膜を多く削らないといけませんでした。

検査の結果から角膜が厚くなかったため、多く削ってしまうとペラペラになってしまうということで、ICLを勧めていただきました。

なので近視が強くてもできるICLはありがたかったです。

 

ICLを受けて感じたデメリット

反対にデメリットと感じた点を紹介します。

デメリットのこともよく考えた上でICLを受けた方が後悔が少ないと思います。

こちらも7つ紹介していきます。

 

⑴初期費用が高額

なんといっても初期費用が高額です。矯正度数が高く、乱視もある場合などはかなり金額が高くなります。

視力0.05前後の近視で乱視なしの私は、両目でほぼ50万円でした。

 

ただし、ICLは保険が効かないですが、医療費控除の対象になりますので、確定申告をすることで減税を受けることが出来ます。

また、定期的に購入しているコンタクト関係の出費はなくなります。

【参考】値段について少し考えてみる

コンタクトレンズは2weekで、1箱2,500円の6枚入りとして、1箱で1ヶ月半持ちます。1年で8箱必要なので、年間2万円かかります。
(2,500円/箱 × 8箱/年 = 2万円/年)

コンタクト洗浄液は、2本で1,000円。月1本使用するとして、年間6,000円です。
(500円/箱 × 12ヶ月/年 = 6,000円/年)

合計すると、年間で2万6,000円です。
(2万円 + 6,000円 = 2万6,000円/年

 

10年で26万円。

眼鏡交換費は10年で1度。1本3万円とすると、10年でコンタクト費と合わせて、合計29万円

20年で58万円

 

私が行っている病院では、定期健診の料金が4年目から発生し、1年検診が5,000円かかります。

ですので、20年で8万5,000円ランニングコストとしてかかります。
(5,000円/年 × 17年 = 8万5,000円)

差額は49万5,000円になります。
(低減コスト58万円/20年 - 発生コスト8万5,000円/20年 = 差額49万5,000円/20年)

人によって使用量は違うと思うので参考程度ですが、ざっと20年で追い付くくらいでしょうか?

 

視力が今後どうなるかわかりませんので、必ずしもICLをした方がお得とは言えないかもしれませんが、時間やその他メリットを合わせて考えると、コスパは良いかと感じています。

 

⑵検査・手術前は1週間程コンタクトが禁止

検査・手術前は1週間コンタクトレンズの着用が禁止でした。

普段メガネで生活しない私は大変に感じましたが、未来の快適さのために頑張りました。

 

⑶術後1週間は洗髪、洗顔ができない

これが1番大変でした。

術後は目に水が入るといけないため、洗髪・洗顔が約1週間出来ません。

翌日から洗顔は顔シート(目の周りは避ける)、洗髪は美容室などで洗ってもらうのは問題ないとのことでした。

ただし、洗髪は理容室で多い前向きシャンプーはNGですので、美容室などのバックシャンプーで実施してもらう必要があります。また、ICLをしたと伝えるのが良いです。

私は美容室ではなく、妻に洗髪してもらっていました。感謝です。

 

参考)その他1週間の規制事項

その他も化粧や運動にも規制があります。

保護眼鏡や睡眠時の眼帯も1週間程は必須となります。

人によってはそれも大変な点となるかもしれません。

 

このような制約があるため、連休などでないとなかなか実施しづらいと感じました。

実際にカレンダーでお休みが続く時期は、早めに連絡をしないと予約が取りづらくなります。

 

⑷1ヶ月程の目薬が手間

術後1ヵ月程度は、目薬を定期的に点眼しないといけません。

1回の点眼で、3種類の目薬をそれぞれ5分間隔を開けて点眼。

 

手術日当日は1時間毎に上記サイクルを1回。なかなか大変です。ずっと目薬をしている感覚でした。

翌日以降は、起床時・朝・昼・夜・就寝前に1サイクル。これを約1ヶ月間実施しますので、毎日3種類の目薬を5回点眼することになります。

初日に比べると大分楽になったと感じますが、面倒ではありました。

 

⑸光が眩しく感じたり、気になったりする

光がぼやけて広がって見えたり、ギラついて見えるハロー・グレアや、ICL特有のレンズ中央に穴がある影響で、光の輪が見える現象があります。

手術後は瞳孔を開いているせいもあってか、すごく眩しく感じました。

翌日以降も気になることもありましたが、そのうち徐々に気にならなくなっていきました。人間の脳は順応性が高いらしく、認識しないようになっていくそうです。

 

私の場合は割とすぐに気にならなくなり、今ではもう全く気にならないです。

ただ、知人の場合は術後しばらくは、結構気になっていたと言っていました。

 

⑹視力が0.7くらいしか上がらないことがある

人によっては、0.7程度しか視力が戻らない場合があるそうです。

私の知人も手術後の視力が0.8くらいとのことでした。

コンタクトを付けていたときの方がよく見えていたので、残念と言っていました。

視力が1.5くらいに上がると期待が大きかった分、思っていたより視力が上がらなく、ショックを受けていました。

⇒その知人と最近話した時にコンタクトなしである程度見えるようになったので、今はやってよかったと思っていると言っていました。

 

⑺リスクはゼロではない

眼内手術なので、確率は少ないとは思いますがリスクはあります。

感染症、角膜内皮細胞の減少、白内障や緑内障などです。

ですので、術後のケアや病院選びも大事かなと思っています。

実績のある病院の方が知識や技術があり、リスクを下げられると思います。

 

ICLを受けてみて感じたメリットとデメリットまとめ

私の場合、手術前は視力0.05だったものが、手術後は視力1.2になりました。

個人的にメリットを大きく感じていて、本当にやって良かったです。

老眼になったら結局メガネはいるようになると思うので、早めに受けた方が効果がたくさん得られるのかなとも思っています。

ただデメリットとして考えないといけないこともありますので、判断する1つの材料としていただければ嬉しいです。

また、技術的な話はよく分からないので私は説明していませんが、そういった観点でのメリットとデメリットの記事もあると思うので、手術を受ける前に調べていただくと、より安心できるかと思います。

 

 

ICLの費用

ICLの費用については、【費用公開】ICLを名古屋で受けた費用とお得に受ける方法の記事で紹介していますので、良ければ参考にしてください。

ICLの体験ブログ

ICL手術を受けた際の流れを、【ICL体験ブログ】品川近視クリニックのICL手術は値段以上の価値があったかの記事で紹介していますので、こちらも良ければ参考にしてください。

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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